それは、歯周病です。
CM等で耳にしたことがあるかと思いますが日本人の8割が歯周病と言われています。
そしてなんとペットのワンちゃんネコちゃんでもっとも多い病気は歯周病だそうです。
そんな我々を悩ませる歯周病ですがなんと野生の動物はあまりかかっていないようです。
歯が生えているのになんで?!
それは食べている物に関係しています。
人間やペットまた動物園の動物などは柔らかい物を食べます。
しかし、野生の動物は非加熱の固いものを食べます。
実際歯周病という病気は人が火を使えるようになってからだそうです。
固いものを食べることにより咀嚼回数も増え唾液の分泌が促されます。
また食べ物の繊維質などが咀嚼の際歯磨きと同じ効果を得られ歯周病にならないという仕組みのようです。
最近野生の動物でも人里に出てきて人間が食べているものを食べ歯周病になってしまうケースはあるそうです。
歯周病は歯が抜ける病気です。
野生動物にとって歯が抜ける=食べ物が食べられない=死を意味します。
よく野生の動物にエサをあげないでという看板がありあますが、その中にはこういった加工食品を食べるからこそかかってしまう病の予防の意味もあるのかもしれませんね。
だからといって野生の動物と同じように葉っぱや木の実を食べて生きていくわけにはいきません(笑)
実際手を加えてものの方が美味しくより衛生的で食事を楽しむという文化があるわけですから。
美味しいものをより美味しく健康的に食べるために日々のケアは大切ですね(^ ^)
日々のケアでお困りのことございましたらいつでもご相談お待ちしております。
恵比寿デンタルクリニック東京受付兼助手の松山でした。