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2023/08/20
赤ちゃんの口に前歯が生えてきたら、お口の健康のためにも、ぜひ仕上げ磨きを始めましょう。でも、最初はどうすれば良いのかわからず、お子さんの仕上げ磨きに苦戦しているお母さん・お父さんも多いのではないでしょうか。
今回は、そんな親御さんのために、仕上げ磨きのアドバイスをお届けします。
赤ちゃんの仕上げ磨きには、最初はちょっとだけ注意が必要なのです。
赤ちゃんは、おそらく、歯ブラシどころか、ひとから口を触られること自体慣れていないはずです。指でお口の周りを軽く触れたり、お口の中を覗かせてもらったりすることから始めて、慣れてきたらちょこちょこと優しく歯ブラシで磨いてみましょう。
ただし、唇や頬をよけるときは、くれぐれも指の腹でよけてください。爪があたってしまうととても痛いです。爪を伸ばしている方は、特にご注意してくださいね。
赤ちゃんのご機嫌のよいときに、お膝にゴロンと寝かせ(寝かせ磨き)、歌を歌ってみたりして、スキンシップをかねた遊び感覚でやるのも1つのコツです。イヤイヤ期に突入する前に歯ブラシに慣れておくためにも、焦らず、ちょっとずつ進んでいきましょう。
2歳前後からイヤイヤ期が始まります。なぜお子さんが仕上げ磨きを嫌がるのでしょうか。
考えられる理由のひとつは、お子さんが成長し、「自我」が芽生えたからです。仕上げ磨きだけでなく、ご飯がイヤ、着替えもイヤなど、自分の意志をはっきり言えるようになったからですよね。
「我慢」が通じないこの困難な時期に、お子さん側の行動を変えるには、単刀直入に言って、歯磨きタイムを楽しいと思ってもらうより他に方法はありません。楽しいビデオを見ながら歯磨きをしたり、使う歯磨き剤に変化をつけたり、うまくできたらすかさず褒めたりしましょう。
途中で嫌になってしまって最後まで終えられなかった時は、「今日は左上から磨き始めたけど、明日は右上から」といった具合に、仕上げ磨きをスタートする場所を日によって変えて、一週間で全体をきれいにするぐらいの気持ちでとらえましょう。
あれこれ工夫しているうちにお子さんはさらに成長して、仕上げ磨きのあいだ我慢してくれるようになっていくでしょう。
3歳から6歳の時期においても寝かせ磨きがもっとも望ましいと思います。そしてこの時期からフロスを習慣化させていきましょう。歯と歯の間に虫歯が発生しやすいので、この時期に歯ブラシに加えてフロスも使用していくと良いです。
また、お子さんが自分で歯を磨き、プラークを落とすためには、適切なブラッシング圧(歯ブラシの毛先に加わる力)で磨く必要があります。ブラッシング圧は、150~300gが推奨されています。次の段階である仕上げ磨きを卒業することを視野に入れ、この時期のうちに望ましいブラッシング圧のトレーニングを行うことは重要です。
仕上げ磨きのコツを3つご紹介します。
指3本(中指、薬指、小指)でお子さんの下顎を軽く支えてあげましょう。この状態で「イー」の形をつくることで、唇を剥がし、よく見えるようになって、歯茎との境目を狙って磨くことができます。
また、お子さんの顔を動かないように固定することで、歯茎などに歯ブラシが誤って当たるのも防げます。
奥歯から前歯にかけて歯を1本ずつ磨こうとすると、ついつい「イーして!」「アーして!」と繰り返し要求してしまいますが、そうするとお子さんは混乱してしまいます。
まずは「イーして」もらい、歯の表側(唇側)を全部終わらせましょう。次に「アーして」もらい、裏側を磨いて、そして最後にかみあう面をササッと磨けば早く終われます。
特にいちばん奥の歯の裏側を磨くとき、歯ブラシを歯列に平行にして入れると、お子さんにとっては大きな物が入ってくる感覚があるため、舌で押し出してしまい、磨きにくい場合があります。そんな時は、歯ブラシを少し立ててブラシの先端だけを使って前後に動かしてみると楽になります。
(歯科衛生士2022年8月号綴込み付録出典)
仕上げ磨きでもっとも重要なのは「安全であること」です。
歯ブラシは安全第一に作られていますが、それでも、口の中に入れる棒状の道具であることには変わりありません。
ですので、お子さんの姿勢もお母さんの姿勢も安定していることがとても大事です。お母さんは床に座り、お子さんはお膝の上であおむけになってもらいましょう。立たせたりしてはお口の中が良く見えず、一番奥の歯まで歯ブラシが届かないことがあります。
そして、いちばんのポイントは、「いかに視野を広げるか」です。
歯ブラシの動きを目で見て確認できないと、うっかり痛いところに当ててしまう原因になります。お口のなかは見えにくいですが、お膝にゴロンと寝かせ、唇や頬を指で上手によけることでお口の中が見えてきます。
「こんな時は、こうすれば絶対うまくいく!」といったことがないのがお子さんの対応です。そして、それもやりがいのひとつ。言葉かけのマニュアルはないということです。
お子さんのお口の健康は気になってしまうものですよね。乳歯の時期からお口のメンテナンスは大事です。
最初は歯科治療に対して怖がってしまうお子さんも多いですが、当院では、まずお子さまに歯科医院に慣れてもらい、歯科医師やスタッフと親しんでから治療を始めます。徐々に慣れていただき、歯科治療に対する恐怖心を和らげていきます。
お子さんの歯が気になる方、仕上げ磨きでお悩みの方は、ご相談だけでも構いませんので、ぜひ一度当院にご相談ください。
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恵比寿デンタルクリニック東京は、患者様の思いを汲んだ歯科医療を提供します
恵比寿デンタルクリニック東京は、JR線、東京メトロ日比谷線「恵比寿駅」西口から徒歩1分の通いやすい立地にある歯医者です。当院は何年後も「ここで治療してよかった」と思われるよう、また、歯科医師自身が受けたい歯科治療の提供を目指しています。女性歯科医師在籍。歯科用CT、マイクロスコープ完備。
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